11月16日(木)相模台公民館大会議室で、相模台地区青少年健全育成協議会主催による「青少年薬物乱用防止の取り組み」について、相模原南警察署の担当者による講演会が開催され多くの方が参加されました
危険ドラッグなどが原因の事件や事故などが社会問題化されている薬物乱用について、最近の犯罪の傾向や中毒症の症状、薬物の怖さを、DVDや現場でのお話を聞きながら学ぶことが出来ました。
薬物の乱用は、正常な脳の動きを変えてしまい、幻想や妄想に悩まされ、心も体も薬物に頼ってしまう、また凶悪犯罪への介入により家族まで破滅させる事例など印象的で、薬物の怖さを改めて痛感しました。「薬物には絶対近づかない」「NOといえる勇気をもって」、また地域で私たちにも出来ることは、「様子がおかしいな?」と思うことがあったり、そのような人がいたら直ぐに警察に情報を提供することが重要とのことでした。また、覚せい剤に関する犯罪の再犯率は約6割であるが、潜在化しているものを含めると、8割に上ると考えられ、そのような高い再犯率の中で覚せい剤と決別するには家族の協力が必要ということを強調されており、家族を取り囲む地域の協力体制の必要性というものを強く感じました。