情報提供:相模台地区自治会
2016.12.26

【相模台地区】地域の協力でバス停に上屋と椅子を設置しました

双葉自治会区にある神奈中の上り水道路バス停(生協麻溝店向かい)に上屋と
ベンチが設置されました。
このバス停は、諸事情により3年ほど前に現在地に移設。利用者から
「移設前のように屋根と椅子を設置してほしい。」という要望があり、
双葉自治会が相模原市、神奈中、隣接地権者と2年半にわたって協議を重ねていました。
しかしながら、バス停がある歩道の幅が建築基準を満たさないこと、
この制約回避のため隣接民有地に柱を建て、屋根を公有地にかけるという
市では前例のない建築形態しか採れないため、解決に時間がかかりました。
あきらめることなく様々な働きかけをした結果、この8月にようやく
市の建築審査会の許可を取得することができました。
しかしまたもや問題が発生…。民有地の借用(無償)に伴い、既存の外構の取壊しと
再構築が必要となり、この費用(約50万円)をだれが負担するかが最後の課題として残りました。
問題解決のため、このバス停の利用があると考えられる近隣の自治会に相談したところ双葉、麻溝台、
旭、豊原、ハイム桜台の各自治会が応分の費用負担をしても良いとの意向を表明がありました。
この結果を市と神奈中に伝え、めでたく12月下旬に神奈中による設置工事が終わりました。
(建築基準法に基づく検査は年明けの1月になります。)
地域の課題解決に向けての、あきらめない強い気持ちがと行動力が、地域の方々の希望を叶える
結果となりました。


※写真左 晴れて屋根と椅子が設置された水道路バス停

※写真右 近くで見ると…通路もしっかり確保されています